キーをショットで飲むようになったのは。奥深い味をダイレクトに感じられるようにね」。特別なプロジェクトや、忙しい一日が終わったあと、周囲の人と賑やかなひとときを過ごすのもいい。でも、ときには自分自身とも向き合って。「夜、自分の部屋で1人になって出来るだけ照明を落としてね。ショットグラスに"山崎"をなみなみ注いで飲む。味に集中できるんです。それは、自分とじっくり向き合う時間。一日を反省したり、次の構想を考えたり。 "いい時間だな、オトコだな"なんて思いながら(笑)」。時代を超えて、オトコからオトコへ受け継がれるウイスキー道。このグラスの心髄は、他のお酒、飲み方では得ることのできない、特別な"時"を味わうことなのです。
重厚感と軽やかさが同居した
手に吸い付くようなフォルム
心地よい重み、表面に刻まれた軽やかな流線ライン。このグラスには、菊池氏の"ウイスキーと過ごす時間"へのこだわりがつまっています。「自分とじっくり向き合いながら"山崎"を飲む時間を思い浮かべてスケッチをおこしました。素材はクリスタルにこだわったんです。重さが出るし、液を注いだときの美しいプリズムは絶品だから。重厚感に軽さを加えようと描いたのがスパイラルのラインです」。菊池氏の理想のデザインを実現したのは、1934年創業、日本初のクリスタル専門メーカーであるカガミクリスタル。パリやニューヨークの万博で受賞した芸術的センスと技術は、皇室でも愛されています。妥協なきデザインと、確固たる技術によって生み出されたグラスは、不思議と指に馴染みます。「自分が携わるファッション、山崎、そしてクリスタル。どれも西欧の文化を取り入れ、日本人独自の感性と探究心を持って磨かれたもの。これは、素晴らしいと思う」。と、菊池氏は語ります。日本ならではの感性が調和した「山崎×タケオキクチ クリスタルショットグラス」。遊びを知り尽くしたあなたに、ワンランク上の大人時間を提案します。