ウイスキー樽を解体した樽材の重厚な質感をそのままに、ウイスキー樽のフタの部分(鏡板)の両端の材をあわせて1枚のプレートにしました。円弧を描く美しいカーブは手に馴染む温かみのあるフォルム。「あり」と呼ぶ鏡板外周のエッジも残した、特徴的な形状です。
無垢のオーク材ならではの木目と質感は、ウイスキーの鏡板だからこそです。
ウイスキーを楽しんでいただくのに雰囲気づくりも大切です。
ウイスキーを育んだ樽の鏡板のプレートに、おつまみを自由にのせてウイスキータイムを楽しくお過ごしください。
樽に欠かせない「鏡板」
鏡板プレートに使用しているのは、ウイスキー樽の鏡板です。
その鏡板を丁寧に磨き上げてつくりました。
1点1点の木目や色の表情が異なるのは天然の無垢材ならでは。
使い込むほどに味わいがさらに増していきます。
ウイスキー樽の風合い
ウイスキーを育んだ樽の風合いを大切に、プレートの反りなどがなるべく起きないように、鏡板の表と裏を向かい合わせて接着しています。そのため、横から見ると樽の「あり溝」にはめ込んでいた「あり」のカットが左右で違っています。
ウイスキー樽だった証として「樽ものがたり」の焼印を入れています。