バーボンのあれこれと、『ノブ クリーク』

バーボンのあれこれと、『ノブ クリーク』

どうも、お酒と落語をこよなく愛する男、KABUKIです。

バーボンというと思い出すのがこの曲

♪・・・こうして今夜も原宿ペニーレインで 原宿ペニーレインで飲んだくれてる
ペニーレインでバーボンを ペニーレインでバーボンを・・・♪
(「ペニーレインでバーボン」詞、曲、歌:吉田拓郎)

KABUKIが初めて”バーボン”というものを認識したのが、吉田拓郎のLP『今はまだ人生を語らず』の1曲目のこの曲でした。当時は原宿もペニーレイン(The Beatlesの名曲「Penny Lane」が店名の伝説のバー)も、もちろんバーボンも全くもって知らなかったわけですが、妙に記憶にこびりついています。
そして80年代後半からのバーボンブーム、プールバーでバーボンのロックを片手に・・・、なんてのが流行っていましたね。世はバブルの時代、みんな深夜まで遊んでいたなぁ。あのエネルギーはどこから来たのか?実にHOTな時代でしたね・・・。
そのころの飲み方や、アメリカンニューシネマ、故松田優作氏などのイメージで、バーボン=「ワイルド」で「男っぽい」酒という雰囲気でした。しかし、時は流れて今は「COOL BOURBON」でバーボン人気が復活。
KABUKI同様、これをきっかけに久しぶりにバーボンを愉しんでいるオールドファンもいるのでは?
最近では「クラフトバーボン」というワードもよく耳にします。「ん?クラフトバーボンって何?」と思ってちょっと調べてみました。


■バーボンとは
まず、おさらいです。バーボンの定義は
・アメリカ合衆国で製造
・原料の51%以上がトウモロコシであること
・アルコール分が160プルーフ(80%)以下になるよう蒸溜
・内側を焦がしたホワイトオークの新樽に125プルーフ(62.5%)以下で樽詰めし、熟成
・2年以上熟成させたものをストレートバーボンウイスキーと呼ぶ
・水以外を加えず、アルコール度数80プルーフ(40%)以上で瓶詰め
これを満たしたものがバーボンと名乗ることが出来ます。
「ケンタッキー州で作られたものだけがバーボン」という条件も良く聞きますが、実際にはアメリカであればどこでも生産が可能です。(とはえバーボンの多くがケンタッキー州で作られていますが)

 


■クラフトバーボンとは
では「クラフトバーボン」の定義は何でしょう。実は厳密な定義はありませんが、一般的には
・厳選した最上級の原料を使用
・仕込みから蒸溜、貯蔵まで、作り手の特別な意図や思想を反映して製造
・スモールバッチ(小ロット)と呼ばれ、生産数量が限定
で作られたプレミアムなバーボンが「クラフトバーボン」と呼ばれています。

サントリー製品だと(写真左から)
メーカーズマーク(小栗旬さんのCMでおなじみ) / ノブ クリーク / ブッカーズ / ベイカーズ
ベイゼルヘイデン  などが「クラフトバーボン」に分類されます。
右の4つノブクリーク、ブッカーズ、ベイカーズ、ベイゼルヘイデンは、ビーム家6代目の名匠ブッカー・ノウが、製法と味わいへの自らの理想を形にしたクラフトバーボンシリーズで、“本来あったバーボンの姿”“アメリカ禁酒法(1920-1933)以前の古き良き時代の力強いバーボン”をビーム家伝承の技術の粋を集めて、進化させたものです。現代の7代目フレッド・ノウは、その父の魂を伝承し、さらに高い頂を目指してて追求を続けています。


本日はその中でKABUKIの一押し、「ノブ クリーク」をご紹介します。
ノブ クリークはケンタッキー出身の第16代大統領リンカーンが幼少期を過ごした土地「ケンタッキーヒル」に流れる小川の名前。粗悪なバーボンを排除するために制定されたボトルド・イン・ボンド法によって作られた力強く、深遠でリッチなバーボンの味わいを復刻したものです。毎年ロンドンで開催される世界的な酒類コンペティション、ICS(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)2014ウイスキー部門でGOLDを受賞しています。
特徴的な四角いボトルに大きく目立つKNOB CREEKのロゴ。いい顔してますな。これまた特徴的な黒い封蝋を開けると良い香りが漂います。
まずはテイスティンググラスに注ぎます。
・色:赤みを帯びた琥珀色
・香り:バニラ・ナッツ・9年以上熟成による樽の香り
・味わい:力強いバニラの甘みとキャラメル、ウッディーな渋み
・フィニッシュ:長く甘い余韻
一言で言えば「骨太」。真夏の1日の平均気温30度以上、冬は0度以下という寒暖の差の激しい過酷な環境下での9年以上の熟成と、アリゲーターチャーによって存分に引き出された樽のパワーでしょうか。力強さを感じるバーボンですね。加水するとさらに香りや甘さが引き立つので、オンザロックやトワイスアップも美味ですよ。

 

お次はハイボールでクールに飲んでみましょう。
グラスに山盛りの氷を入れて、
ノブクリークとソーダを1:3~1:4、
炭酸が抜けないように縦に軽くひと混ぜ。
レモンは無しの方がノブ クリークには合っているとKABUKI的には思いますが、お好みでどうぞ。
オーク由来のナッツとバニラやキャラメルの甘さが前に出て、フィニッシュは、程よくビターでスモーキーな味わい、かすかにフルーティさも感じられます。すっきりとした味わいの中に、しっかりとしたバーボンの甘みも感じられてオススメです。

 

 

 

バーボンを使ったカクテルといえばミントジュレップ。
毎年5月第1週の土曜日に開催されるアメリカクラシック3冠のひとつ、ケンタッキーダービーの公式ドリンクととしても有名ですね。ノブ クリークでミントジュレップはちょっと贅沢な気もしますが、大量の氷にも負けない力強さが魅力です。
バーボン60ml  /  シュガーシロップ1~2tsp.  /  ミントの葉適量  /  ソーダ適量
1.グラスにフレッシュミント、シュガーシロップ、バーボンを入れ、バースプーンなどで軽く叩く。
2.ソーダを適量注ぐ。
3.ステアしながらクラッシュドアイスを2~3回に分けて入れる。
4.最後にクラッシュドアイスを山盛りにしてミントの葉を飾る。

バーボンのほのかな甘みとミントの爽快感がマッチして、これからの季節にピッタリのカクテルです。
ミントジュレップ専用の金属製ジュレップカップを使うと更に清涼感アップ、気分はケンタッキーダービー!

■ノブク リークには、厳選した1樽の香味が味わえる「ノブ クリーク シングルバレル」(120プルーフ)、古き良きライウイスキーを蘇らせた「ノブ クリーク ライ」(100プルーフ)もあります。機会があればまた紹介したいと思います。

では、また次回。

【今日の小ネタ】
独特のボトルの形状は、禁酒法時代にブーツに隠しやすい形状のフラスクボトルに酒を入れていたことから。
ラベルのデザインも新聞紙にボトルをくるんで、隠し持って歩いた(飲んでいた?)ことにちなんでいます。

今回登場したのは
<お酒>
ノブ クリーク
<グラス>
フタ付きテイスティンググラス・水差しセット(グラスのみ登場)
<Goods Bar Style>ハイボールタンブラー
<Goods Bar Style>ジュレップカップ

この記事を書いたひと

KABUKI

KABUKI

年齢不詳の歌舞伎顔の男。実は歌舞伎より落語好き。ここ数年シングルモルトに目覚め、特に好きな蒸溜所はバルヴェニー。とはいえ、ウイスキーに限らずお酒全般大好きで、日々いそしんでます。「お酒飲む人 花ならつぼみ 今日もさけさけ 明日もさけ」なんてね。